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出産時36歳の高齢出産。 初産。
そんな私が、無痛分娩で元気な男の子を出産するまでの記録です。
コロナ禍での出産、覚悟はしていましたが…
思っていたのと違う!想像の斜め上過ぎました!
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前回はこちら⇩
09:40
トリイさんがついに、
「このままだと赤ちゃん苦しいし、子宮口全開になってからかなり時間が経ってて赤ちゃんの負担になってるから、10時には産もう!吸引にしよう!」
と言われました。
吸引‼️嫌だ😣!!怖い😱!!
「リスクとかないんですかー」
と聞くと
「リスクのないお産はないし、このままの方がリスクだから‼️‼️」
と強めに言われ、受け入れるしかありません。
何よりこれ以上赤ちゃんを苦しませる訳にはいけませんでした。
準備のためにトリイさんが部屋を出ていきました。
この時9時40分。
あと20分で生まれるかと思うとドキドキしました。
そしてトリイさんが戻ってきて何度かいきんでいると、ついに先生が部屋にやって来ました。
ついで助産師さんが3~4人ぐらい入って来て、突如大勢に取り囲まれました。
先程まではずっと2人きりだったので、いきなりの大所帯に少し戸惑いました。
いよいよ感が凄くて急に不安になる私。
先生、てっきり麻酔をしてくれたムロ先生かと思ったのですが、ナイツの塙さん似の初めて見る先生でした。
塙先生は、何の説明もなしに私のお股の前に座ると、黙ったまま何やら準備を始めました。
無言かい!!
これから準備初めますよーとか何もないんかい‼️‼️
心の中で突っ込んでいると、お股からカチャカチャという音が響き、急に怖くなってきました。
思わず
「不安ー怖いー😭😭」
と言うと、横に立っていた貫禄がすごい大柄な助産師さんが、気を紛らわせようと元気な声で色々話しかけてくれました。
「名前決めてるのー?」
「○○君ですー」
「なんて字書くのー?」
「えーと、りっしんべんに…」
と色々話してるうちに、準備が終わったのか、突然トリイさんの
「いきむよー!」
という掛け声がして、いきむことに!
何だか分からないけど、いきむしかないー!
深呼吸していきもうとしたところ、突如、
先程まで会話していた大柄な助産師さんが分娩台に上がって私のお腹に馬乗りになり、全体重をかけて、とんでもない力でお腹をぎゅうぎゅう押してきました!!!
ちょ、まぢか😱‼️
何も聞いてないんですけど😱😱!!
てか息できないぃ-苦しいぃぃぃ-😱😱😱!!!
あまりの衝撃にパニックな私!
ですが周りは待ってくれません。
トリイさんの
「もう1回いきんでー!」
の掛け声に合わせて、戸惑いながらももう一度いきみます!
でも、とんでもない力でお腹を押さえつけられて、もう苦しいのなんの!
息できない‼️死ぬ‼️
もう思わず
「苦しいー----ー😭😭😭‼️」
と叫んでいました。
すると一旦止めてくれて深呼吸。
この大柄な人は馬乗り要員だったのか…😬
どうりで1人だけ大きいはずだわ…
(↑失礼)
てか何も言わずにお股でカチャカチャしてる先生といい、突然の馬乗りといい、
何の説明もないんかい!!
気持ちの整理がつかないうちに、また陣痛がきたようで、トリイさんの掛け声に合わせていきむ!!
すると突然先生がお股でチョキンチョキンと何かを切り出しました!
ちょ、マジかよ‼️
絶対お股切ってるやん!!
切るよーとかないんかーい‼️
てか馬乗り苦しいー息できないー😭😭😭!!
そんなカオスな中、「生まれるよーっ頑張ってーっ」という声が聞こえ、とにかく無我夢中で最後の力を振り絞っていきみます!!
赤ちゃんが出てきてるのか、無痛だからか全然感覚がなく分かりません。
「もういいよー出てくるよー」
え、全然感覚ない😲!
と思っていたら、トリイさんに抱えられた赤ちゃんがお股から出てきました!
産まれたーーーーーー😭✨✨✨✨!!!!
よく聞く、赤ちゃんが出てくる時の『ドュルン』という感覚は何も一切なし!
いつ出たのか全く分かりませんでした!
「産まれたよー!おめでとー!!」
馬乗りになっていた助産師さんがいつの間にかベッドから降りていて、私の横に立って声を掛けてくれました。
私はいつの間にか号泣していました。
産まれてきてくれたーーー😭✨✨!!!
ただ、初めて目にした愛しい我が子は、思っていたよりも紫色で、少しぐったりしていました。
続く ⇩⇩