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出産時36歳の高齢出産。 初産。
そんな私が、無痛分娩で元気な男の子を出産するまでの記録です。
コロナ禍での出産、覚悟はしていましたが…
思っていたのと違う！想像の斜め上過ぎました！
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09:00
分娩室にきて2時間が経ちました。
まさか分娩室に入ってからこんなに時間がかかるとは思っていませんでした！
思えば、脱水気味で水分を何度も点滴したり、吐き気が酷くて休憩させてもらったりと、私の体調のせいでことある事にいきみを中断したせいで、かなりの時間がかかってしまっていました。
また体温も38度から一向に下がらず、ガクガクと体の震えが止まりません。
勝手に体が震えるのです。
力を抜くと止まるのですが、いきんだり深呼吸をするとガクガク震えました。
トリイさんに何故こんなに震えるのか聞いてみると、
「力んで筋肉が疲れてるからか、寒いからかな。」
と。
なるほど、筋肉の疲れっていう可能性もあるのか😣！
体は勝手に震えますが、吐き気は先程よりは治まっていたし、自分的には体調はそこまで悪い感じはしませんでした。
「ガクガクするけど私は大丈夫ですー」
と伝えました。
ただやはり熱が一向に下がらないとのことで、解熱剤も点滴することになりました。
休憩が多く、なかなかいきめなくてもどかしい思いで分娩台で横になっていると、私服の女性が分娩室に入ってきました。
横たわる私のそばに来ると
「頑張ってね」
と言ってくれました。
誰だろうと思い顔を見たら、なんと先程出て行ったきりだったイトウさんでした。
イトウさぁぁんーーーーー😭‼️‼️
どうやら帰る間際に様子を見に来てくれたようでした。
嬉しい😭✨✨
「はい、頑張ります！」
と返事をすると、イトウさんはササッと出て行きました。
一瞬でしたがとても嬉しかったです。
休憩もおわり、早速いきみます。
すると、どうやら赤ちゃんの頭が少し斜めにねじれているとのことで、体を横向きにしながらいきんでみることに。
横向きでいきむの難しい😫!!
なんとか数回いきんでみましたが、それでもうまくいかないようで、しまいには、トリイさんが自分の肩に私の左足を乗せ、お股を開きながらいきむことに。
恥ずかしいー😭‼️でもそんな事言ってらんないー😭‼️
何度かいきみましたが、それでも赤ちゃんは降りてこないようでした。
仰向けに戻して再度いきみます。
休憩のおかげで吐き気は治まっているので、分娩室に来たばかりの時より頑張れます！
全力でいきんでいるのですが、それでも赤ちゃんはなかなか下がってこないようでした。
トリイさんがNSTのモニターを見ながら
「赤ちゃん少し苦しいみたいねー」
と。
私のせいで赤ちゃんがー😭！
つらいよねゴメンねー😭😭！
赤ちゃんが苦しんでいると思うと、情けなさと申し訳なさで泣けてきました。
「私が水分取れなくて脱水症状だからですよねー😫私のせいで赤ちゃんが苦しんでるー😭どうしよー😭😭」
思わず泣き言を言ってしまいました。
するとトリイさんが
「違うよ、お母さんが悪いことは何もないよ！むしろ私たちが上手く出来なくてほんとゴメンねー、お母さんは頑張ってるよーお母さんは悪くないんだよー！私たちが上手く出来ないからねー、ほんとゴメンねー」
と励ましてくれました。
「男の子はお母さん大好きでべったりで、中々出てきたがらないんだよ！お母さん大好きーって！まだお腹の中にいたいーって言ってるんだよ。お母さん大好きな子なんだねー」
トリイさぁぁぁーーーん!!!!
優しいーー－－－😭‼️
「だから赤ちゃんに早く出てきてーって声かけてあげてー」
と言われ、自分のお腹に向かって一生懸命に声をかけました。
「早く出てきてー早く会いたいよー私の赤ちゃんー！」
すると、お腹の中の赤ちゃんが、少し動いた気がしました。
絶対気のせいなんだと思うのですが。
ですが、そう感じました。
トリイさんのお言葉のおかげで元気が出たので、再度いきみます！
いきむ。いきむ。下がってこない。赤ちゃん苦しい。深呼吸。
いきむ。赤ちゃん苦しい。深呼吸。
いきむ。いきむ。深呼吸……
何度も繰り返しました。
続く ⇩⇩
