【コロナ禍の出産が斜め上だった話】初産!高齢出産! 無痛分娩レポ⑱

無痛分娩レポ⑱ 無痛分娩レポ

 

ご訪問いただきありがとうございます(*^^*)

出産時36歳の高齢出産。 初産。
そんな私が、無痛分娩で元気な男の子を出産するまでの記録です。

コロナ禍での出産、覚悟はしていましたが…
思っていたのと違う!想像の斜め上過ぎました!

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前回はこちら⇩

【コロナ禍の出産が斜め上だった話】初産!高齢出産! 無痛分娩レポ⑰
前回はこちら⇩09:40トリイさんがついに、「このままだと赤ちゃん苦しいし、子宮口全開になってからかなり時間が経ってて赤ちゃんの負担になってるから、10時には産もう!吸引にしよう!」と言われました。吸引‼️...


赤ちゃんって産まれた瞬間に産声をあげると思っていたのですが、なかなか泣き声が聞こえません。

私が早く産んであげられなかったせいで、赤ちゃんに何かあったの😧?!
私が水分を摂らなかったから赤ちゃんが苦しかった😨?!


不安が頭を駆け巡ります!

「赤ちゃん大丈夫ですか?!」
と聞くと、トリイさんが部屋の隅にある台に赤ちゃんを寝かせて
「大丈夫よー」
と言いながら何か処置をしました。

すると、泣き声が!!

泣いたー-----!!!!
産声!!可愛いー😭✨!!!!元気な声だー✨✨!!

泣き声が聞こえるまでの数秒は生きた心地がしませんでした…。

トリイさんが黙々と処置をしてくれる間、赤ちゃんはずっと元気に泣いていました。
泣き声可愛いなー元気みたいで良かったー🤗✨


そんな中、先生が無言で胎盤を出してくれたらしく、周りの助産師さんに
「胎盤出ましたー」
と言って胎盤らしきものを手渡していました。

いやそれも私に何も言わないでやるんかい!!!!

そして今度は無言でお股で何かを縫っています。
切開したところを縫っているのでしょうか?
てか、そもそもさっきチョキンと切っていたのはお股を切開していたのでしょうか?
一切の説明がないので自分の身に何が起きているのか全く分からない中、先生は黙々と処置をしています。
てか先生とまだ一言も言葉交わしてないんですけど😠!

先生はずっと無言でチクチク縫っているので、『さすがに🙄』と思い聞いてみることにしました。
「切れちゃったんですか?」
「切開したとこ縫ってます、中も裂けてたので縫ってます」

え!中も裂けてたの😱?!


でもさすが、麻酔がしっかりと効いていて、胎盤を出す時も縫う時も全く痛みは感じませんでした。
麻酔ありがたやー。

私は無事赤ちゃんが産まれてきてくれた事がもう嬉しくて、ずっと号泣で、馬乗り助産師さんが何度も涙を拭いてくれました。


そして数分後、赤ちゃんの処置が終わったようで、美人な助産師さんが
「写真撮りましょうか?スマホあります?」
と聞いてくれました。
スマホを渡すと、体重を測る計りに載せられた赤ちゃんの写真を、たくさん撮ってくれました!

その後手早く片付けを済ませると、先生や沢山いた助産師さん達はトリイさんを残していつの間にかいなくなっていました。

トリイさんが、赤ちゃんをタオルで包んで抱きかかえ、私の元まで来てくれました。
やっと念願の抱っこです!

ちっちゃいー😲✨!!
シワシワー✨!
真っ赤ー✨!


てか
めっちゃガッツ石松ーーー😂!!!!

初めて抱っこした赤ちゃんは、想像の何倍も小さくて、シワシワで、か弱くて。
もう愛しくて愛しくてたまりませんでした。

産まれてきてくれてありがと😭❤️❤️
と心の中で何度も思いました。




とまぁ、このような感じで無事お産が終了しました。

はじめに陣痛がきてから18時間、病院に来てから約12時間、分娩室に入ってから3時間。

事前に聞いていたとおり、麻酔の副作用なのか吐き気や熱に襲われ、下半身が動かないためいきむのが難しく、子宮口全開後もなかなかお産が進まず、結果、吸引での出産になりました。

想像していたような、痛みが一切ない優雅な出産とはならずに、様々なトラブルに襲われましたが……。

それでも私は、無痛にして良かったなーと思います

子宮口4cmまで麻酔なしで耐えましたが、それだけであの激痛!
それを、いやそれ以上の痛みを、その後産まれるまで何時間もなんて耐えられる気がしません…。

ただ、硬膜外麻酔にはやはりそれ相応のデメリットはありましたので、どちらを取るかは人それぞれかなと思います。

何より重要なのは、絶対安全なお産なんてないということ。
自然分娩も無痛分娩も何が起きるか分かりません!

なので、メリットとデメリットを正しく知り、その上で自分が納得して選択をすることが大事だと思いました!
納得して自分で選んだ選択でないと、出産という大仕事を乗り切れないと思います!!

あと、もし無痛分娩を希望する場合は、何よりも「安全」を1番に病院選びを行うことをオススメします
美味しい料理や産後の入院中にエステが受けられるなど、病院選びの際に魅力的な要素は沢山ありますが、無痛分娩を受けるならそれらの要素は抜きにして、無痛分娩を数多く取り扱っている、無痛分娩を得意とする病院を選ぶことをオススメします!
数が少ないので難しいかもしれませんが、専門の麻酔科医が麻酔をしてくれる病院だとベストです!


最後に、無痛分娩を体験した私の感想を一言でまとめると。

思い描いていたような、痛みが一切ない優雅な出産とはいかなかったけど、もし次があるなら絶対また無痛にする!


長々と最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!


『出産編』はここまでですが、実は産後も「無痛にして良かった!」と思うことが色々とあったので、別途『産後編』としてレポを書いてみようと思います。
文章がまとまりましたらアップさせて頂きますので、その際は是非ご覧ください☺