保育園に通い出してから半年弱。
アデノウイルスなどの病気をもらってきては幾度も熱を出してきた我が子が、ついにヘルパンギーナに!
ちょうどニュースでヘルパンギーナが大流行していて警報レベルに達していると連日報道されていた時期で、「気を付けないとなー」とは思ってはいたのですが、まさか自分の子供がかかるとは…!
ここでは、我が家のやんちゃBOYのドタバタ!ヘルパンギーナ闘病記をまとめます。
1歳11ヶ月の子供 ヘルパンギーナの症状
ヘルパンギーナといえば、のどに小さな水疱がたくさん出来て痛みが強いため、食事や飲み物を受けつけなくなってしまうことが特徴かと思います。
1歳の息子も、高熱・のどの痛み・食べ物拒否を発動。
高熱については保育園に入園して何度か経験していたので落ち着いて対処できましたが、食べものを口にしてくれないのは初めてのことで、想像以上に大変でした…!
息子はこれまで40度近い熱が出ても食欲だけはあるタイプだったので、
食べさせる→薬を飲ませる(座薬)→寝かせる
の繰り返しで何とか乗り切ってきました。
それが今回は通用せず、高熱でつらそうなのに食事もとれないで苦しそうな様は、心配でたまりませんでした。
1歳11ヶ月の子供 ヘルパンギーナ1日目
ここからは、症状が現れてから元気になるまで、どのように過ごしたのかの記録です。
保育園から呼び出し&病院へ
木曜15時過ぎ。ちょうど午睡後の時間帯ですね。
保育園から電話が入り、38度を超える発熱とのこと!
急いで迎えに行き病院へ。
診断は、喉が少し腫れているので風邪だろう、とのことでした。
帰宅後、38度7分。
ぐったりまではいかないものの、元気がなくしょぼんとしているので、座薬(解熱剤)を使用。
この時点では、まだ普段通り夕食を食べてくれました。
40度近い高熱!
元気がないのでお風呂には入れず、濡らしたガーゼで体を拭き、19時には寝かしつけ。
いつもはなかなか寝ない息子も、熱で体力を奪われたのか、すぐに熟睡。
息子は熱がある時は夜中に何度も泣いて起きるので、枕元に水分補給のお茶・体温計・オムツを準備。
寝ている体を触るとかなり熱い!
座薬(解熱剤)は8時間空ける必要があり、次に使えるのは夜中の1時頃。それまで寝てくれますように…!
1時頃。
ちょうど泣いて起きたので、水分補給をさせて検温。39度8分!
苦しそうなので座薬(解熱剤)を入れ、ついでにオムツも替えて寝かしつけ。
この時点ではまだいつもの風邪と同じ症状だったので、夫も私も、ヘルパンギーナのへの字も考えていませんでした。
1歳11ヶ月の子供 ヘルパンギーナ2日目
食欲がない!
翌朝。38度3分。
いつもは起きてすぐに走り回る息子も、そんな気力がないようでテンションが低くしょんぼり。
息子の朝食の定番、バナナ・ヨーグルト・パンを出すも、ほとんど手をつけず。
かろうじてベビーチーズだけは食べてくれました。
いつもは熱があってもモリモリ食べるのに、手を付けないなんて!
『何だかいつもと様子が違う?』と違和感を覚え始めたのがこの時。
食後は、元気のないまま久しぶりの午前寝。
お昼に起こし、汗をかいていたのでお着替え。
口の中を痛がる
38度6分。
昼食にお粥を作るも、またしも手を付けず…。
そして、「 ここ痛いー!」と言って口の中を指さすように!
(どこが痛いのか言葉で伝えてくれたのが初めてだったので、とても驚きました!
これまでは、ただグズグズ機嫌が悪いだけで何が原因なのか分からないことが多かったので、思わぬところで息子の成長を感じました。)
そして、その様子を見てやっと、これヘルパンギーナでは…??と気付く私。
食後、座薬(解熱剤)を使用。
お昼寝から起きると37度5分。
解熱剤が効いて少し熱が下がりました。
柔らかくてのど越しが良いものは食べやすい
夕食も口の中を痛がって食事にほとんど手を付けてくれず、これ絶対ヘルパンギーナじゃん…と、疑惑が確信に変わりました(絶望)
こうなると、今はとにかく栄養バランスより何でもいいので食べることが大事!
ということで、チーズやポテトなど、息子が好きな食べ物を色々と出してみたところ、ヨーグルトは食べてくれました!
どうやら、柔らかくて喉越しがいいものなら食べやすい模様。急いでヨーグルト・ゼリー・茶碗蒸しなどを買いに行く夫。
夜中、1時間おきに泣く
さすがに汗臭くなってきたので、今日はササッとシャワーで体を洗ってあげました。
就寝前、38度8分。また熱が上がってきたので、座薬(解熱剤)を使用して寝かしつけ。
つらそうでグズグズ。もうすぐ薬が効いてくるからね、と励まし続けました。
夜中は、熱で苦しいのか、1時間ごとに泣いて起きて大変でした…。
特に2時頃が激しくて、喉が渇いたようで「お茶ー!」と泣きながらリビングに脱走!お茶を飲ませてもグズグズ泣き続けるので、「つらいよね」「ママここにいるよ」と言いながら、ひたすらギューッと抱きしめ続けました。
その後も明け方までに何度も泣いて起き、夫と私は睡眠不足に…。
1歳11ヶ月の子供 ヘルパンギーナ3日目
高熱がおさまる
この日は土曜日。
まだまだ保育園に預けられる状態ではないので、休日で助かりました…。
37度5分。ピークを越えたのか昨日よりは熱が下がりました。
朝食は、なんとロールパン4個を完食!(驚愕)
昨日あまりご飯を食べられなかったので、かなりお腹が減っていたようです!
喉の症状が治まったのではなく、一時的に痛みより食欲が勝っただけに思えたので、また病院へ連れて行くことに。処方された解熱剤が残り1つになっていたので追加で貰っておきたいのもありました。
ついにヘルパンギーナの診断
診察結果は…やはりヘルパンギーナ!!!
「喉にブツブツが出来ているから、かなり痛いはずだよー。」と言われました。
「もし、これから手足にもブツブツが出てきたら手足口病だね。でもまぁ、どちらも対症療法だから、そこまで神経質にどっちか気にする必要もないよ。」とのこと。
その他にも以下の説明を受けました。
- まだ数日高熱が続くかも
- 甘いジュースやおかゆなど、食べやすいものを与えて
- とにかく水分補給をこまめに!
(あまり食べられなくても水分だけはこまめに与えるように!) - 水分もとれないような場合はまた来るように
- 熱が下がって食欲が出てきたら外出してよい
病院からの帰り道、ひたすら「手足にブツブツが出ませんように…!」と祈りました。
機嫌がよくなる
茶碗蒸しなどを出すも、昼食はほとんど食べず…
やはり今朝の爆食は一時的なものだったようです…
お昼寝後、37度4分。
このぐらいまで下がると機嫌も良くなり、オモチャで楽しそうに遊ぶようになりました!
夕飯は、口の中を気にしながらも、お昼に残した茶碗蒸し・ゼリーを完食!
37度5分。
その夜は、久しぶりに朝までぐっすり寝てくれました!
1歳11ヶ月の子供 ヘルパンギーナ4日目
解熱&食欲がもどる
36度8分。
やっと熱が下がりましたーー!
ヨーグルト・バナナ・おかゆなど、見事完食!
以前通りとはいかないものの、だいぶ食欲が戻ってきました!
もう口の中を痛がる様子もありません。口内炎が落ち着いてきたようです。良かった…!
この日は日曜日。
熱もなく食欲もあるので、お医者さんの話では外出してもいいということになりますが、親としては今日ぐらい家で大人しく過ごしてほしいところ…。
とはいえ本人はとにかく「暇!お外!」という感じなので、家族で近場を少し散歩して過ごしました。
そして、翌日の月曜日からは元気に保育園に登園できました!
まとめ
保育園に入園してからというもの、高熱はこれまでも何度か経験していたので落ち着いて対処できましたが、食べものを口にしてくれないのは初めてのことで、想像以上に大変でした…!
初めは高熱のみの症状でしたが、2日目から食欲がなくなり、ご飯を食べてくれなくなって焦りました。
熱も40度近くまであがり、本当につらそうでした。
次第に、ヨーグルト・ゼリー・スープなど、のど越しが良く比較的刺激が少ない食べ物なら食べてくれるようになり、少しずつ食欲が戻り、4日目には元気になりました。
先生にはもっと高熱が続くかも、と言われていたので、4日で元気になったのは幸運でした。
今回学んだのがこちら。
- ヨーグルトやゼリー・ジュースなど、のど越しが良く、比較的刺激が少ない食べ物を日頃からストックしておく
- こども用の解熱剤をストックしておく
子供は突然熱を出すものなので、日頃からストックしておくと、いざという時に安心です!
特に、車も自転車もなく基本徒歩&電車移動の我が家の場合、高熱の息子を抱えて買い出しというのがなかなか大変で…。
今回のことで、備蓄しておこうと心に誓いました。