無事出産を終えると、愛しい赤ちゃんとの待ちに待った生活が始まります!
私も妊娠中から愛しい我が子との楽しい日々を想像しては心を踊らせていました。
ですが、実際の赤ちゃんとの生活は、思い描いていたようなキラキラした毎日とは真逆の、まさに超ハードな毎日でした……。
妊娠中に色々と調べて、育児が大変なことは分かっていたつもりでした。
でも実際に赤ちゃんのお世話が始まると、その想像をはるかに超えて気力も体力もすり減る日々でした。
そして産後に思いがけないトラブルも続き、ついには産後うつに…
そんな私と赤ちゃんの、新生児期の一日のスケジュールなどをまとめました。
新生児期の私の出来事
◆無痛分娩サイコー!
赤ちゃんがいる新しい日々の始まり。最初のスタートは順調でした。
無痛分娩で出産したのですが、これが最高でした!
出産自体は、麻酔のおかげで陣痛の痛みがないとはいえ、麻酔後に発熱したり必死にいきんでもなかなか赤ちゃんが降りてこなくて吸引分娩になってしまったのですが。
とにかく産後が最高でした!
麻酔のおかげで体力が残っていたのか、赤ちゃんがポンと産まれた直後、消え失せていた食欲も元気も突然よみがえり、出された昼食はペロリと完食。
麻酔が切れた後は産道裂傷と会陰切開の傷が痛みはしましたが、おやつを食べたりスマホをいじったり、新生児室にいる赤ちゃんに歩いて会いに行く元気もありました。
無痛分娩サイコー!
◆乳首拒否&母乳が出ない!
ところが、産後翌日から授乳指導が始まると一変。順調だった産後ライフに早くも暗雲が立ち込みます。なんと赤ちゃんが私の乳首を吸ってくれないのです。正しく言えば、一瞬口には咥えるのですが、形が気に入らないようで嫌がって吐き出してしまうのです。
退院までの数日間、助産師さんにアドバイスをもらいながら試行錯誤を繰り返しますが、赤ちゃんはなかなか吸ってくれません。しかも私の母乳自体もあまり量が出ていないようで、吸わせても母乳が出ないので余計に嫌がるという悪循環。当面ミルクをメインであげて、平行して授乳の練習も続けることになったのですが…
◆大量出血で運ばれる
なんと、退院した二日後に、大量出血を起こして救急車で運ばれることに。
この一件が、私の育児に多大な影響を及ぼすことになりました。
縫合された傷が長期間に渡ってかなりの激痛で、座ることさえ出来ずほとんどの時間を横になって過ごすことに。思うように赤ちゃんのお世話が出来ず、とてもつらい日々でした。
座れないため授乳の練習も一旦中止。とはいえ母乳は出さないと止まってしまうため、毎日搾乳をし続けました。搾乳器の洗浄と消毒がかなり面倒で心が折れました…。
◆巨大な血の塊がゴロゴロ出る
そんなある日、今度は突然、拳よりも大きな血の塊が股からゴロゴロ出てきたのです。
結果的には、残っていた胎盤が出てきたということで特に異常はなかったのですが、突然でしたし、何より出てきた塊がグロテスクでショッキングでした…。ただでさえ体調もメンタルもボロボロだった私にとって、更に気持ちを落とすことになる出来事でした。
◆メンタル崩壊。産後うつに。
これら以外にも、里帰り先の生活環境や完璧主義な自分の性格、ずっと泣いてばかりでなかなか寝ない赤ちゃんなど、複数の要因が引き金となり、当時の私のメンタルは次第に崩壊していき、ついには産後うつに…。
産後うつになった詳しい経緯と、どうやって克服したかは、こちらに書きましたので良ければご覧下さい。
毎日のように号泣しては「死にたい」と漏らすようになっていました。夜も眠れず、食欲は一切なくなり、顔から一切の笑顔が消えて、ちょっとした事で泣いたり怒ったりを繰り返す日々。
正直、新生児期はツライ記憶しかなく、楽しかったことを思い出そうとしても思い浮かびません…。
新生児期の赤ちゃんの様子
◆起きている時はずっと泣いている
オムツを替えても、ミルクをあげても、室温を整えても、何をやってもずっと泣いていました。
唯一静かにしてくれるのが寝ている間。
なので必死に寝かしつけをするのですが、一向に寝ないでずっと泣きっぱなし。もう一日のほとんどを寝かしつけしているような感覚でした。
赤ちゃんとの時間を楽しみたいのに、寝かせようとばかりしている自分が許せなくてつらかったです。
また一瞬でも離れると泣くので、トイレやお風呂に入るのも一苦労でした。トイレに行く回数が減るよう水分摂取を控えていたら、かなりの便秘になってしまい、痔が再発。ただでさえボロボロの体に更なるダメージとなりました…。
◆ゲップが出ない
産院で教わったゲップのさせ方を何度繰り返しても、なかなかゲップをしてくれず…。
うちの子はミルク後に寝ることが多かったのですが、ゲップをしないまま寝てしまうと気付いたら口からミルクがダラリ。顔を横に向けて寝かせても、気付いたら上を向いていて…。
私が起きている時はいいのですが、もし私が寝ていて気付かない時に吐き戻して喉に詰まってしまったらどうしよう!!と、心配でたまりませんでした。少し物音がするだけで「赤ちゃんが吐いた!?」と気になって仕方なく、夜はほとんど眠れませんでした。
ネットやYouTubeで色々なゲップの出し方を調べては試行錯誤の日々でした。
◆寝ない!
新生児期の赤ちゃんは1日15時間~20時間ほど眠ると聞いていたのですが…。
我が家の赤ちゃんは平均11時間程度、短い日は9時間なんて日も。
本当に新生児だよね?!と疑いたくなるぐらい、ずっと起きて泣いていました。
おかげで私はゆっくり休める時間もなく、体力だけでなくメンタルもボロボロ。
20時頃から夜の寝かしつけを始めても、日が変わるまで寝てくれない事はざらで、更には夕方から夜中の1時まで一睡もしてくれない日も。
あまりのツラさに泣いている赤ちゃんを腕に抱きながら私も号泣していました…。
睡眠時間の詳細は、ぴよログの画像と併せて詳しく後述します!
◆スワドル最強!
うちの子はモロー反射がすごくて、隣の部屋の人の出入りの音など、ちょっとした物音でも腕をビクッとさせ起きてしまう事がよくありました。
そこで、ネットの見よう見まねで家にあるバスタオルで包んでみたりしましたが、すぐに外れてしまい困り果てていました…。
そこで、藁にもすがる思いでスワドルを購入。これがとても良かったんです!
初めは赤ちゃんも嫌がって暴れていましたが、3日目には慣れたのかテープで留める時も大人しくいい子にしてくれるように。
そしてスワドルを使うようになってから、なんとまとまって3時間以上寝てくれるようになったのです!!もう感動!すっかり手放せない必需品になりました!!
◆沐浴大好き
ほとんど泣いてばかりのうちの子も、沐浴は大好きなようで、お湯に浸かっている間は嬉しそうなうっとりとした表情を見せてくれるようになりました!
正直なところ沐浴は準備が大変で少し億劫に思っていたのですが、そんな嬉しそうな赤ちゃんの表情を見れると思うと毎日頑張って続けられました。
新生児期の睡眠時間
新生児は一日のほとんどを寝て過ごす。
そう聞いていたのに、うちの子はお昼から夜までほとんど寝ない日も…。
生後3週6日目は、1日を通して満遍なく寝てくれたのですが、7日目は15時~22時まで寝てくれませんでした…!!
「なんでこんなに寝ないの⁉」と発狂しそうになりました…
と思いきや、4週1日目はとても順調に寝てくれて、初めて1日の睡眠時間が15時間を越えました!
喜んでいたのも束の間。
夕方から夜にかけてほとんど寝てくれない日が続き、1日の睡眠時間が10時間に満たない日も。
赤ちゃんってこんなに寝ないの⁉
そして生後5週6日目には、なんと睡眠時間が6時間に!!
あまりに寝ないので私の疲労も限界を超え、産後うつの症状が顕著に。
赤ちゃんが泣く度に私も泣き叫んでは実家の両親に迷惑をかけてしまっていました…
ただ、スワドルに少しずつ慣れてきて、3時間以上続けて寝てくれる日が出てきました!
新生児期の授乳量・授乳間隔
入院中は、ミルクをどれだけ飲ませればいいか、常に助産師さんがアドバイスをくれていました。でも退院したら、当然ですが誰も教えてくれません。自分で考えて決めていかなければいけないのです。
それが私にはとても不安で、ミルクをあげる度に「量はこれでいいのかな」「3時間間隔が空いてない、どうしよう」など毎日不安でたまりませんでした。
紫の区間は、大量出血で運ばれ病院で過ごしたため、記録が抜けています。
理想は「3時間おきに80ml×8回」なのですが、うちの子は3時間と経たずにミルクを欲しがって泣くのでどうしても9回になってしまっていました…。その分、1回にあげる量を減らしたりと、試行錯誤の日々。
生後3週からは120×6回が基準とのことで、一度にあげる量を80→90→100と少しずつ増やしていきました。でも相変わらず3時間経たずに泣くので、授乳回数がなかなか6回になりませんでした。あげる量を増やしたら間隔が4時間空くのか、でも空かなかったら1日の総量が基準を超えてしまうし、どうしたらいいんだろう…と1日中ミルクの事ばかり考える日々。
1ヶ月近く経つと、なんとか3時間があくようになりました!授乳回数は平均7回に。
なんと!授乳回数が6回におさまる日が出てきました!スワドルのおかげで3時間以上寝てくれる事が増えたのが大きかったです。7回の日は基準よりも1日のミルクの量が多めになってしまっていますが、体重の増加は順調だったので気にしないようにしました!(私があまりにずっとミルク量のことばかり考えているので、「細かいことは気にしない方がいい!」と夫に助言されました。)
新生児期 赤ちゃんのうんち
産まれてしばらくは、オシッコとウンチがそれぞれ約10回ずつ。
ミルクを飲む前にオムツを替えても、ミルクを飲みながらほぼ毎回ウンチをするので、また替えて…。
もう一日中オムツ替えをしているような気持ちでした。
あまりにおしっことウンチの回数が多いので、「オムツ替えの度に記録つけるの無理!!」と音を上げる私。
音を上げて数日。
おしっこは相変わらず順調なのですが、ウンチの回数が少し減ってきて、「やっぱり記録を残しておいた方が安心!」と思い直しました。
ウンチだけなら続けられそうということで、記録を再開。
1ヶ月ほど経つと、ウンチの回数が5回ほどに減ってきました。
ほんの僅かなことですが、お腹にウンチを溜めていられるようになったんだなーと思うと、成長を感じて嬉しかったです!
新生児期の赤ちゃんの一日のスケジュール
00:30 | ミルク120ml |
01:10~04:20 | ねんね |
04:25 | ミルク120ml |
05:00~07:20 | ねんね |
07:25 | ミルク110ml 部屋のカーテンを開ける。着替えと保湿。ベッドの上で赤ちゃんと遊ぶ。 |
10:30~10:55 | ねんね |
11:00 | ミルク100ml リビングへ移動。朝食兼昼食を食べる。 赤ちゃんと遊ぶ。 |
12:30~13:20 | ねんね うんちで起きる。 |
13:30~13:50 | ねんね |
14:07 | ミルク120ml |
15:00~16:50 | ねんね 家族に赤ちゃんを見てもらい、私はお風呂へ。 |
17:07 | ミルク150ml |
18:30 | 夕食。 リビングのベッドに寝かせて急いで食べます。 でもすぐに泣き出すので、家族と交代して抱っこして食べます。 |
19:39 | 沐浴。 保湿と着替え。電気を消して部屋を真っ暗にします。 |
20:10 | ミルク120ml ゲップしてくれない…そして寝てくれない…。 1時間ほど抱っこしてやっと寝てくれるも、ベッドに置いたら背中スイッチ発動してギャン泣き。それを何度か繰り返す。泣 |
22:15~22:25 | ねんね |
23:15 | ミルク120ml |
23:50~ | ねんね 今度はすぐに寝てくれました! |
まとめ
待ちに待った赤ちゃんの誕生!
これから楽しい毎日が始まると胸を躍らせるも、現実はそんなに甘くはなく、思い描いていたようなキラキラした毎日とは真逆の、まさに超ハードな日々。
泣いてばかりでなかなか寝ない赤ちゃん、母乳拒否、大量出血、赤ちゃんに吠える犬…あらゆる問題が重なって、産後うつになってしまいました。
産後うつは結局生後3ヶ月頃まで続いたのですが、それまでの毎日は正直楽しかった記憶がほとんどありません…
また、初めての育児に戸惑うはかりで、ミルク量や睡眠時間はこれで大丈夫なのかと常に不安ばかりを抱えていました。
そんな私と赤ちゃんですが、新生児期を過ぎて生後1ヶ月を超えると少しずつ生活リズムが出来始めます…!!
生後1ヶ月の様子はこちら⇩⇩