【完ミ】切り替えした経緯!決断理由と、完全ミルクのメリット・デメリット

完ミへの切り替えの経緯とメリット・デメリット ママ

母乳で育てるか、ミルクで育てるか、それとも混合で育てるか。
産後ママが必ずしも通る道ですね。


私は我が子を完ミで育てています。


完ミで育てると決断するまで、紆余曲折がありました。

母乳育児が軌道に乗らず、どれだけ努力しても赤ちゃんはおっぱいを吸ってくれない。
それはとてもつらい日々で、毎日おっぱいの事ばかり考えていて、私はノイローゼのようになっていました。

この時の私は産後うつ気味で、常に悲しくて辛くて、楽しいことは何一つ無く、ただひたすら一日が過ぎていくのを耐える日々。
待ち望んだ愛しい我が子のはずなのに素直に可愛いと思えず、そんな自分が許せなくて失望し、泣きながら夫や両親に死にたいと何度も訴えていました。

私をそんな状況に追いやった要因のひとつが母乳でした。

赤ちゃんが産まれたらママはおっぱいをあげる。
テレビで見たのか、街中で見たのか、本で読んだのか。
当然のことのように人々に認識されていて、かくいう私も「赤ちゃんが産まれたらおっぱいをあげるんだ」と当たり前のように思っていました。
思えばその『当たり前』という認識が私をがんじがらめにしていたのかもしれません。

母乳育児、ミルク育児、どちらが正解でどちらが間違っているかなんてことを言いたいのではありません。
ただ、母乳育児が軌道に乗らずに悩んで苦しんでいる方に、完ミで育てる選択肢もあるのだということを伝えたいのです。


私と同じような状況で悩んでいる方に少しでも情報提供が出来ればという思いから、私が完ミへの切り替えを決断した経緯をまとめてみました。

スポンサーリンク

最初の挫折。乳首拒否&母乳が出ない!

母乳育児についての方針は産院によって様々かと思いますが、私が出産したクリニックは「基本的にママの希望に合わせる」という考えでした。
母乳育児を希望する場合は母乳指導をしてくれますし、ミルク育児を希望する方には無理に母乳を勧めない方針でした。

妊娠中に母乳で育てていくかどうかヒアリングがあったのですが、特に何も考えていなかった私は、「母乳で育てます。母乳が出なければミルクも考えます」と答えていました。

このヒアリングの通り、産後翌日から母乳指導が始まりました。

母乳が出るか心配はありましたが、助産師さんがマッサージをしてくれるとポタリと乳白色の母乳が。
まずは一安心。

赤ちゃんを抱っこする角度や首の支え方などを教わり、早速おっぱいを咥えさせてみたのですが、何故かあまり乳首を吸ってくれません。
咥えはするのですが、何度やってもちゅうちゅうと吸ってくれないのです。

一緒に練習している他のママの赤ちゃん達は上手におっぱいを吸っていました。
何で私の赤ちゃんだけ吸ってくれないんだろう?

助産師さんが言うには、練習すれば赤ちゃんもどんどん吸うのが上手になっていくとのこと。

授乳指導が終わって、ついに赤ちゃんと同じ部屋で過ごす日々が始まりました。

病院内の風景

助産師さんの言葉を信じて、入院中はひたすら赤ちゃんに乳首を咥えさせる練習を続けました

3時間おきの授乳の度に、まず両乳首を5分ずつ吸わせ、その後にミルクを規定分量通りあげます。
乳首を咥えてもほとんど吸ってくれないので母乳はあまり出ている様子はありませんでした。
でも、おっぱいを吸うという行為を忘れないように毎回ミルクの前に練習します。

助産師さんが定期的に様子を見に来てくれて母乳のあげ方などをチェックしてくれるのですが、忙しいのか5分程度でワタワタと出ていってしまい、深い相談などを出来る環境ではありませんでした。
ほとんど来てくれない日もありました。

数少ないタイミングで助産師さんに相談して、横抱きではなくフットボール抱きに変えてみたり、授乳クッションの上にバスタオルを置いて高さをつけてみたりと試行錯誤しますが、赤ちゃんは一向に吸ってくれません。

それでもめげずに練習を続けていると、次第に、乳首を咥えるとしばらくして泣き出してしまうようになりました。
吸っても母乳があまり出ないのでイライラしているのか、吸いたくもないものを無理やり口に入れられて不快なのか。
それなのにその後にあげるミルクは毎回勢いよく飲み干す様子を見て、悲しさと虚しさでいっぱいになりました。

出産するまで、母乳をあげることがこんなに大変だなんて思ってもいませんでした。


吸われないため母乳が溜まり、練習2日目には胸にしこりが出来て熱を持ち始めました。
でも吸われないので母乳を作る必要がないと体が判断したのか、二日ほど経つと自然と治まっていきました。

生まれたての赤ちゃん


そして退院2日前、乳首を咥えて泣く赤ちゃんの様子を見て、1人の助産師さんが個別に授乳指導をしてくれることになりました。
そこではじめて、私の乳首が太くて短いため、赤ちゃんにとって吸いずらい形をしていると教えてもらえました。
初めて具体的な理由を言われて、私はスっとした気持ちになりました。

そして対策として、赤ちゃんが吸いやすいように乳首に保護器をつけて授乳することになりました
ただ、赤ちゃんを支えながらもう1つの手で保護器を抑えないといけないのが大変で、赤ちゃんがすこし動くだけですぐに外れてしまうのがとてもストレスでした。
赤ちゃんは保護器のおかげでちゅうちゅうと吸い付いてくれるようにはなったのですが、哺乳瓶で飲むミルクのように勢いよく母乳が出ないのが嫌なようで泣いてしまいました。

助産師さんに再度マッサージしてもらったところ、母乳は出る事には出るけれど、量がとても少ないのことでした。
授乳前と後で体重を量ってみると、たったの3mgしか増えていませんでした。

泣く赤ちゃん

泣きそうな私を見て、助産師さんが言ってくれました。

吸われてると母乳もだんだん量が増えていくから大丈夫!それに赤ちゃん自身も練習して吸うのが上手になっていくし、成長して体が大きくなると口も大きくなって保護器なしでも吸えるようになるから頑張ろう。」

この助産師さんの言葉を信じて、どんなに赤ちゃんが泣いて嫌がっても、いつか吸えるようなると信じて、私は授乳練習を続けました。
でも嫌がる赤ちゃんを見る度に私の心はすり減っていくような気がしていました。

そんな状態のまま退院を迎えました。

第二の挫折。体調不良で母乳を一時休止

そして退院3日後。
出産時に縫合してあった産道裂傷の傷が開き、なんと大量出血で運ばれる事態に。

【大量出血】出産後、出血多量で死にかけました。1
これは、私が出産後 退院してから3日目に起きた出来事です。この日は日曜日でした。私は里帰り出産で、退院と同時に夫が私の実家に来てくれて、私の両親と夫と私の四人で赤ちゃんのお世話をしました。会陰切開したため傷...

翌日には退院となりましたが、また傷が開かないようにかなりきつく縫合された為、産後以上の激痛。
あまりの痛さで座ることも出来なくなり、まさに寝たきりのような状態になってしまいました。

その為、おっぱいをあげる練習はしばらく休止。
粉ミルクでの授乳だけにして、無理せず早く傷を治すことに専念することにしました。

でも、吸われていないとただでさえ少ない母乳がもっと出なくなってしまうので、赤ちゃんが寝たタイミングで、毎日搾乳と乳首マッサージを繰り返しました。

とはいえ頑張って搾乳しても毎回5mg程度しか出ませんでした。
「こんなに努力してるのに何で出てくれないんだろう」と家族に隠れて泣いた日もありました。

ミルクを飲む赤ちゃん

また搾乳の度に搾乳器を洗うのも面倒で、赤ちゃんが寝てくれている時に私も一緒に寝て体力を回復しなきゃいけないのに、そんな暇もなく、毎日睡眠時間は1~2時間程度。
精神的にも体力的にもかなり限界にきていました。

それでも、「搾乳を続ければいつか出るようになるかもしれない!赤ちゃんが成長して私の傷も治った時には、おっぱいを吸ってくれるようになってるかもしれない!」と自分に言い聞かせ、まるでノイローゼのようになっていました

しかし、傷のせいでほぼ寝たきりの毎日、外出もほとんどせず、赤ちゃんは一日中泣いてばかり。
私の心はだんだんと壊れていき、次第に毎日のように泣きわめいては死にたいと口にするようになりました。

実家に里帰り中だったので、そんな私を両親が毎日必死に慰めてくれたおかげで何とか生きているような状態。
ほとんど産後うつになりかけていました。

第三の挫折。夫に「そこまで頑張る必要ある?」と言われる

そんな中、赤ちゃんに会うために週末に実家にやってくる夫が、必死に搾乳と乳首マッサージを繰り返す私を見て、「ミルクで満足そうなのに、そこまでして母乳あげる必要ある?もうやめたら?」と言ってきたのです。

哺乳瓶と赤ちゃん

夫は良かれと思って言ったのかもしれませんが、この時の私は「私が頑張ってるのになんでそんな事言うの?!無責任に言わないでよ!何も分かってないくせに!」と泣いて怒鳴ってしまいました。
頑張っている努力を認めて欲しいのに、どうすれば母乳を飲んでくれるようになるのか一緒に考えて欲しいのに、何で分かってくれないの?!と夫を責め立てました。

でもそれと同時に、母乳をやめるという発想があることに衝撃も受けていました。
私の中ではどう母乳を飲ませるかしか頭になかったからです。
母乳をやめる…そんなことしていいの…?
私としては、やめるという希望を持ったというより、今まで何のために頑張ってたんだろう…と虚しくなりました。

でもこの時はまだ、母乳を辞めるという選択肢を選ぶ勇気はありませんでした。

最大の挫折。母乳再開も、苦労の甲斐なく撃沈!

もうすぐ産後1ヶ月になろうかという頃。
大量出血時の傷の痛みもだいぶ落ち着き、やっと椅子に座れるようになってきました。
やっと母乳を再開できます。
毎日乳首マッサージと搾乳をひたすら続けてきましたが、やっと報われる時がきたのです!

これでまた母乳をあげられる!
産まれたての頃は乳首を咥えてくれませんでしたが、1ヶ月たって哺乳瓶への吸い付きもだいぶ上手になっていましたし、身長と体重も成長曲線通り順調に増えていました。
これならきっと私の乳首も吸ってくれる!と期待が高まっていました。

ブランケットに包まれた赤ちゃん

この日のために授乳グッズも揃えました
すぐ外れてストレスだった保護器は、手で抑えなくてもくっ付くタイプのものを新たに購入。
実家では出来るだけ荷物を増やしたくなかったため、授乳クッションの代わりに座布団で代用していましたが、赤ちゃんが暴れるとすぐにずれてこれもストレスだったので、思い切って授乳クッションも購入しました。
準備は万端でした。

もうすぐ受ける予定の1ヶ月健診までにある程度は母乳を飲んでくれるようにしておきたく、早速久しぶりに乳首を咥えさせようとしたのですが…
一瞬吸い付くも、なんとすぐにギャン泣き!
もう一度咥えさせようとすると、首を降って体を仰け反って暴れまくりました。
早くミルクをよこせと言わんばかりでした。

産まれたての頃でさえ、結局泣くにせよしばらくは吸ってくれていたのですが、なんと咥えることさえ嫌がるようになっていました。
まさか状況が悪化しているとは思っていなかったのでショックでした

この日のためにひたすら努力してきたのに、嫌がられるなんて…私は何のために頑張ってきたんだろうと泣きたくなりました。

泣く赤ちゃん

次の日もその次の日も、一日8回の授乳の度に乳首を咥えさせようとしますが、すぐに体を捻って大泣き。
一向におっぱいを飲んでくれる気配はありませんでした。

赤ちゃんはこんなに嫌がってるのに、無理矢理咥えさせるなんて、もはや私のエゴなんじゃないかと思えました。

あんなに毎日努力してたのに!
こんなに準備したのに!
なんで嫌がるの?!
ママのこと嫌いなの?!
おっぱいをあげたいと思うのは、私のワガママでしかないの?!

泣いている赤ちゃんを抱きしめながら私も一緒に泣くこともありました。

最後の決め手!母乳相談の助産師さん

結局1ヶ月健診までに赤ちゃんが母乳を吸ってくれることはなく、診察をしてくれた先生にミルクをあげられていない事を伝えました。
話す時も悔しさと悲しさとで泣いてしまいました。
まるで自分がダメな母親だと言っているような気がしてつらかったのです。

すると助産師さんとの母乳相談の時間を設けてくれることになりました

助産師さんにこれまでの経緯を話している時もまた涙が溢れてきました。
それを見た助産師さんに、
母乳じゃないと駄目って誰かに言われたの?母乳にこだわりがあるの?
と言われました。

私は思わず言葉に詰まりました。
「え…いえ…家族はミルクでいいんじゃないかって言ってます…。でも頑張って練習してきたので…」
言葉をつむぎながら、私は驚いていました。

『え…だって皆母乳あげてるし…、練習すればいつか飲んでくれるようになるって言われたし…。え…私だけが母乳にこだわってるってことなの…?ミルクだけでもいいの…?』
私は困惑して何も言えなくなってしまいました。

医者

その後助産師さんにおっぱいのチェックをしてもらうことになりました。
助産師さんは私の乳首の形を見て、私の膝に赤ちゃんを座らせながら母乳を飲ませる方法を教えてくれました。
するとなんと!あんなに嫌がっていた私の乳首を、保護器も授乳クッションも無しでチュウチュウ吸ってくれたのです!
私は衝撃でした!
こんな簡単なことで吸ってくれるなんて!

その助産師さん曰く、縦に抱いて頭を抑えてあげることで短い乳首でも口の奥まで届くので赤ちゃんにとって吸いやすい体勢なんだとか。

生後1ヶ月。
この時初めて、私は自分の乳首をちゅうちゅう吸う赤ちゃんを見ました。

これまではの毎日は、搾乳に追われ、傷の痛みに耐える日々。
また赤ちゃんは一日中泣いてばかりで、正直赤ちゃんを愛しいと思う余裕もありませんでした。
でもこの時初めて、とても愛しく感じました

抱っこされた赤ちゃん

ただやはり母乳はほとんど出ていないとのことでした。
「でもこうやって吸ってくれるようになったから、練習し続ければ出るようになりますよね?」
と私が聞くと、
それは分からない。出るかもしれないし、このまま出ないかもしれない。1ヶ月空いちゃってるし、毎日搾乳していてこの量だったら、完母は難しいかもしれない。
と言われました。

この時の私は、なぜか素直にこの言葉を受け入れていました。
『そっか、頑張っても出ないこともあるんだ。』と、自分の心にストンと入ってきました。

入院中に助産師さんに言われた「練習すれば出るようになる」という言葉から、やっと解放された気分でした

私の乳首をチュウチュウ吸う赤ちゃんを見れて、心が満たされたのかもしれません。
出ないかもしれないと言われたのに、晴れ晴れとした気持ちでした。

笑う赤ちゃん

これ以降、私はミルクだけで赤ちゃんを育てる決意をしました。

ノイローゼのように過ごしたこれまでの1ヶ月のような生活は、私だけでなく赤ちゃんにもつらい日々だったに違いありません。
何より産後うつのようになっていた私の心が限界でした。

この段階からでも引き続き努力を重ねれば母乳量は増えていくかもしれませんが、同時に増えない可能性もありました。
終わりのないトンネルに入る体力と気力は、もう私には残されていませんでした。

でも不思議と心は穏やかでした。

完ミへ移行してから。メリットとデメリットは?

母乳に囚われていた日々から解放されると、驚くほど気持ちがスッキリしました!
なんであんなに悩んでいたんだろうって不思議に思うほどでした。

今思えば、もしあの1ヶ月健診のあとも母乳をあげる練習を続ければ、もしかしたらいつか母乳量が増えていたかもしれません。

でももしそうなっても、私の性格的に、どれだけ飲んだか目で見て分からない母乳だと、ちゃんと飲めてるのか、足りてるのか等、色々心配になってまたストレスを抱え込んでいただろうなと思います。

でもミルクならどれぐらいの量をどれだけの時間で飲んだか目で見て分かって管理できます
完璧主義の私の性格的にはこちらの方が合っていました。

何より、毎日何度もある授乳を、夫と協力し合ってこなせる事が非常に助かっています。
手が空いている方がミルクをあげるという体制をとることで、私の負担も減りましたし、夫にとっても赤ちゃんとの触れ合いが増えて父親としての責任を強く感じてくれるようになりました。

また、夫がミルクをあげられることで、美容院や友人との食事会などにも出かけられるようになりました。
母乳で育てていると、授乳のために外出を制限しなければならない事もあります。
一方ミルク育児だと夫などの家族に赤ちゃんをお願いして制限なく自由に出かけられます。
私は赤ちゃんが気になってしまって最低限の用事が済んだら帰るようにしていますが、とはいえ授乳時間に縛られずに外出できるというのは、気持ちの面でとてもありがたいです。

また母乳育児だと母乳への影響も考えた食生活を送る必要がありますが、ミルクだと好きなものを食べることが出来ます。
好きな食べ物を好きなだけ食べられるようになり、産後溜まりがちだったストレスも日々解消できるようになりました

メリットはまだあります。
ミルクは母乳より腹持ちが良いといわれています
その影響なのかは不確定ですが、我が家の赤ちゃんは生後4ヶ月頃には夜間の授乳が不要になりました。
尚、赤ちゃんによって消化の速度が異なりますので、これについてはメリットを感じずらい可能性もありますね。

完ミのデメリットでよく言われるものは、
哺乳瓶の洗浄と消毒の手間がかかる
都度お湯を準備する必要がある
粉ミルク代が発生する
等でしょうか。

文字にするとデメリットが多いと感じるかもしれませんが、手間とお金で解決することなんです。

メンタル的な不安や悩みはなかなか解決が難しいものです。
ですが、産後うつを経験した私からすると、むしろ解決策があることがありがたかったです。
心の安定と天秤にかけるまでもありませんでした。

(ミルク缶に書いてある『母乳は赤ちゃんにとって最良の栄養です』というフレーズだけは、いつ見てもグサッと来ますが。笑)

それに離乳食が始まると消毒はしなくなりますので手間はだいぶ減りました。
お湯も、「調乳ポッド」を準備すれば、いつでも適温のお湯を使うことが出来て便利です!
他にも保温機能のある水筒があれば、そこにお湯を入れておけば都度沸かすことなくミルクを作ることが出来ますよ!

先ほど挙げたよく聞くデメリット以外に私が感じたことは、3時間ほど間隔を空ける必要があるのが地味につらいという点。

母乳より腹持ちがいいとはいえ、生後2ヶ月ぐらいまでは2時間ほどでミルクを欲しがって泣くこともしばしば。
母乳なら時間を気にせず欲しがればあげていいと言われていますが、ミルクは赤ちゃんの体調を考えて3時間は間隔を空ける必要があり、泣きわめく赤ちゃんを次のミルクの時間までひたすら抱っこし続ける日も。
ですが、今思えば必ずしもミルクで泣いていたとは限りませんでしたし、ミルク量を増やしてみるなど、色々と解決策はあったなと思います。


現在、我が家のやんちゃBOYは幸いにも順調に成長曲線ど真ん中を突っ走っています
大きな病気もかかったことはありません。

母乳育児じゃないと赤ちゃんとのスキンシップが足りないなんて言葉も耳にしたことがありますが、ミルクをあげる時だってギュッと抱きしめています。
おっぱいをあげる時と10cm程度しか離れていません。
その10cm程度で愛情の有無なんて変わるのでしょうか。
私はそうは思いません。
何より我が子は私を見ると満面の笑みで笑いかけてくれます。
この事実だけで私は後悔なんてしていません。


完ミへの切り替え。
私にとっては最良の選択でした

でも冒頭でもお伝えしましたが、母乳育児、ミルク育児、どちらが正解でどちらが間違っているかということを言いたいのではありません。
ただ、母乳育児が軌道に乗らずに悩んで苦しんでいる方がもしいらっしゃったら、完ミで育てる選択肢もあるのだということを伝えたかったのです。

ここまでお読みいただきありがとうございました☺☺☺