BRAUNのハンドブレンダー等の電子調理器具を購入したところ、説明書に『デロンギ』の表記があり、「BRAUNなのにデロンギ?どういうこと?」と思った方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、ここではBRAUNとデロンギの関係についてご説明します。
BRAUNとは?
ブラウン(BRAUN)とは、マックス・ブラウンによって1921年設立された、ドイツの小型電気器具メーカーです。日本では電気シェーバーや電動歯ブラシでお馴染みですね。
デロンギとは?
デロンギとは、イタリアのトレヴィーゾでスタートした電気機器製造会社です。ヒーター、コーヒーメーカー、キッチン家電、空気清浄機能付きファンなど、幅広い製品を展開しています。日本ではオイルヒーターで名前を知っている方が多いのではないでしょうか。
BRAUNとデロンギの関係は?
BRAUNの電動調理器具にデロンギの名前があるのは何故なのでしょうか。
その答えは、ブラウンの電動調理器具部門の製造・販売をデロンギが行っているから。
ブラウンの歴史を紐解くと、関係性をより深く理解できます。
世界市場での競争力を維持するため、1967年にジレット社がブラウンへ出資。1984年には、ブラウン社はジレット社の完全子会社となりました。
さらには、2005年にはジレット社がP&Gに買収され、P&Gの子会社となりました。
今度は2012年にP&Gがブラウンの電動調理器具部門をデロンギに売却。デロンギの傘下で製造・販売を開始することになったのです。
日本国内においては、2013年からデロンギ・ジャパンが販売しています。
まとめ
BRAUNの電動調理器具の説明書などにデロンギの名前があるのは、ブラウンの電動調理器具部門の製造とグローバルでの販売をデロンギが行っているから。
ブラウンの電動調理家電をデロンギが販売しているため、ブラウン製品の説明書などにデロンギの名前があるのですね。